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総長あいさつ

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北海道大学 総長 山口佳三

北海道大学サステナビリティ・ウィーク2016にご参集くださりありがとうございます。

今年は、サステナビリティ・ウィーク誕生10周年です。

振り返れば、国連「持続可能な開発のための教育の10年」が始まった2005年に、北海道大学「持続可能な開発」国際戦略を策定したことが、挑戦の始まりでした。世界の持続性に貢献する教育と研究を、全学的に促進させようという挑戦です。

この戦略下で2007年には、一連の学術イベント「サステナビリティ・ウィーク」を開始しました。きっかけは、世界の重要課題を扱う先進国主要会議「G8サミット」が2008年に北海道・洞爺湖で開催されることが決まったことでした。サミット開催に向けて、本学の研究者や学生が取り組んでいる持続性の課題について、より多くの人と議論する機会を設けるべく「サステナビリティ・ウィーク」が2007年に誕生したのです。

最初のウィークは、自然科学系の数個の研究集会のみであったのが、次第に人文社会系や医学系のテーマの企画や学生が主催する企画が加わり、今では多様な企画群に世界から参加者が集まるようになりました。

「小さな一粒の種が、色とりどりの森に」成長し、今では、森を構成するそれぞれの企画が、持続可能な社会づくりに向けた議論の花を咲かせ、次世代へ叡智をつなぐ実や種を育むようになった、と言えるでしょう。

今年はまた、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」が発効した年でもあります。そこで、サステナビリティ・ウィーク10周年の記念すべき年のテーマに、「SDGsに貢献する高等教育のあり方」を選びました。大学生や研究者、そして大学という組織に何ができるのかを多角的に議論します。

2030年までにSDGsの達成を目指す市民ひとり一人そして多くの大学関係者にとって、今後の歩みを考える有意義な機会となるよう心から祈っております。

北海道大学 総長 山口佳三