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サステナビリティ・ウィーク2013 行事詳細

国際シンポジウム: 触発する映画 ―女性映画の批評力   

行事内容

開催日時 2013年11月4日(月・祝) 受付開始13:00 開講13:30 終了17:00  (終了しました)  
主催者 北海道大学 文学研究科 応用倫理研究教育センター
会場 北海道大学 学術交流会館 講堂
  • 言語:日本語・英語(同時通訳あり)
  • 対象:専門家・一般市民・大学生・院生
行事概要
2013年11月4日
1:00 PMto5:00 PM

アメリカで、日本などアジア諸国で、かつて男性中心だった映画産業に女性が監督として進出したとき、映画という表象実践はそれまでとは全く異なった「イメージ」と「語り」をもち始めた。そうした女性監督たちの手による「女性映画」は、ジェンダーおよびセクシュアリティの表現を最も批評的かつ創造的に探求してきたジャンルだといえる。本国際シンポジウムでは、(この古くて新しい)「女性映画」に焦点を当てて、その批評的、創造的ポテンシャルについて持続可能なジェンダー・セクシュアリティ平等や文化多様性の観点から再考してみたい。

講演者

横浜 聡子 (映画監督)

斉藤 綾子 (明治学院大学)

パトリシア・ホワイト(スワースモア大学)

【司会】 菅野 優香 (小樽商科大学)

横浜聡子監督 作品上映会&トークイベント

北大映画館プロジェクト主催「CLARK THEATER 2013」にて開催されます。

  • 日時: 11月3日(日)13:45より
  • 場所: クラーク会館 講堂
  • 入場料: 500円

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本シンポジウムは道民カレッジの連携講座です。

コース名:教養

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北海道大学側の実施責任者 北海道大学 文学研究科 瀬名波 栄潤
事前申し込み 不要
参加費 無料
問い合わせ先
2013年11月4日
1:00 PMto5:00 PM

北海道大学 文学研究科 瀬名波 栄潤

E-mail: june[at]let.hokudai.ac.jp

実施報告

2013年11月4日
1:00 PMto5:00 PM

 文学研究科応用倫理研究教育センターは,現代日本の女性監督による映画を題材に国際シンポジウムを開催しました。映画監督の横浜聡子さんをお招きし,国内外の映画研究者とともに文化表象及び文化受容の特質や歴史性あるいは政治性を,ジェンダー・セクシュアリティの観点から批評的に捉え直す試みです。アメリカやアジアで,かつて男性中心だった映画産業に女性が監督として進出したとき,映画という表象実践はそれまでとは全く異なった「イメージ」と「語り」をもち始めました。そうした女性監督たちの手による「女性映画」は,ジェンダーおよびセクシュアリティの表現を最も批評的かつ創造的に探求してきたジャンルだと言えます。本国際シンポジウムでは,「女性映画」に焦点を当てて,持続可能なジェンダー・セクシュアリティ平等や文化多様性の観点からそのポテンシャルについて再考を試みました。
 シンポジウム前日には,「北大映画館プロジェクト」と協力開催し,横浜監督の作品を「CLARK THEATER 2013」で上映しました。シンポジウム前半は,米国・スワースモア大学 パトリシア・ホワイト教授に「トランスナショナルな女性映画―美学,政治学,制度」,そして明治学院大学文学部 齋藤綾子教授に「女性映画が問いかけるもの」と題し講演を行っていただきました。後半は,横浜監督より,映画監督として現場を知る立場から,自らの映画における女性のイメージや語りについて,具体的にお話しいただきました。その後,前本学文学研究科准教授(現小樽商科大学准教授)の菅野優香さんの司会による全体討論へと移りました。来場者アンケートでは,「非常に勉強になった,継続してほしい」などの声が多く聞かれ,満足度の高いシンポジウムを行うことができました。
 応用倫理研究教育センターは,今後も「持続可能な社会の構築に向けた学び」のひとつとして,ジェンダー・セクシュアリティ平等や文化多様性について考察していきます。

シンポジウムの様子

米国・スワースモア大学 ホワイト教授による講演