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サステナビリティ・ウィーク2015 行事詳細

国際シンポジウム 地域社会へ与える考古学の影響 ―ポストコロニアル時代の考古学と先住民コミュニティー―   

行事内容

開催日時 2015年11月7日(土)13:00~17:30(開場 12:30)、11月8日(日)10:00~17:30(開場 9:30)  (終了しました)  
主催者 北海道大学 アイヌ・先住民研究センター
共催 北海道大学 観光学高等研究センター
後援 世界考古学会議 WAC-8京都実行委員会
会場 学術交流会館(講堂)
  • 言語:日本語・英語 (逐次通訳あり)
  • 対象:専門家・一般市民・大学生・院生・高校生
行事概要
2015年11月7日 9:00 AMto2015年11月8日 9:00 AM

本国際シンポジウムは、来年度京都で開催される世界考古学会議(4年に一度開催される世界的な国際会議であり、アジアで初めての開催)の連携企画として、先住民族と考古学の関わりについて広く世界的な視点から議論します。

先住民族の権利回復と、その独自の歴史を理解するためには、従来の植民地主義的観点を脱した新たな視座の構築と先住民族との協業が求められています。本シンポジウムは、アイヌ民族の大地である北海道において世界各地の今日的な課題を検証し、今後の国際的な議論をリードする新たな視座を提示するために企画するものです。

北海道大学側の実施責任者 北海道大学アイヌ・先住民研究センター 教授 加藤 博文
事前申し込み 無し(直接会場へお越し下さい)
参加費 無料
問い合わせ先
2015年11月7日 9:00 AMto2015年11月8日 9:00 AM

アイヌ・先住民研究センター

加藤 博文
TEL   : 011-706-2859
E-mail: ainu[at]let.hokudai.ac.jp (※[at]を@に変えて送信ください)

URL http://www.cais.hokudai.ac.jp

実施報告

2015年11月7日 9:00 AMto2015年11月8日 9:00 AM

本シンポジウムでは、持続可能な発展(Sustainable Development, SD)に具体的に貢献する手法として、考古学や文化遺産研究が先住民族を含む地域社会に対してどのような貢献が可能なのかについて、ブリテュシュ・コロンビア大学、サイモン・フレーザー大学、国立台湾大学、ウプサラ大学、アバディーン大学から研究者を招き、北海道内の2つの自治体での取り組みとの比較検討を行いました。

提供された話題は、広く北米、東アジア、北欧、北海道における大学や自治体の地域のアイヌコミュニティとの協業の具体的事例におよび、先住民族を含む地域社会と研究活動のあり方についての今日的な課題を論じる貴重な機会となりました。北東アジア圏に位置し、国内唯一の先住民研究拠点を有する本学でのシンポジウムの開催は、北海道の地が北米と北欧とを繋ぎ、さらに東アジア地域を取り込む国際的な研究交流の結節点として重要な立ち位置を占めていることを改めて提示する結果となり、多くの参加者から高い評価を得ることができました。

本事業は、2016年8月末から9月上旬に京都において開催される「世界考古学会議京都大会」の関連事業に位置付けられ、世界考古学会議の事務局、京都大会現地実行委員会事務局からも討論者の参加があり、今回の議論は、引き続き京都での国際会議へと継続されることになりました。海外からの参加者からは、本学に対して今後も海外の研究機関をつなぐハブ的な役割を期待する意見が寄せられました。シンポジウム以外でも大学院講義(北大院生5名、海外留学生4名)を利用した参加講師と議論するラウンドテーブルを実施しました。海外の研究者との直接交流は、学生にとって貴重かつ刺激的な経験となりました。学生からは、活発な質問もなされ、非常に高い満足度が得られました。

パネルディスカッションの様子

シンポジウム参加者の集合写真